心陽虚(しんようきょ)

気が足りずに冷えているタイプ

陽虚(ようきょ)とは、身体を温める作用が低下した状態です。

東洋医学では、気虚(ききょ)が進行して陽虚になると考えています。気には身体を温める作用があるので、その気(陽気)が不足しているわけです。

陽虚になると、寒がり、手足の冷えといった症状が現れます。

心は血を送り出すところで、身体の中ではとくに熱しやすい部分です。そこに陽虚があるため冷えの症状が強くなる可能性があります。

身体が冷えると痛みが出やすくなりますから、ツボ刺激で早めに対処して、身体を温めてあげましょう。

​●あなたに合ったツボ

①神門(しんもん)

手首の横紋を正面から見てその内端にある腱の下。腱の内側から腱の下に向かって親指でやさしく押して気持ちのいいところで5秒くらいとめ、ゆっくり戻します。指で押してみてとくに痛みを感じる部分に米粒を載せ、医療用テープで留めてもいいです。心の機能を回復します。

②関元(かんげん)
 

おへその真下で、指4本分(親指をのぞく)の幅下ったところ。お灸をして陽気を補います。

③仙骨部

お尻の上のほう、尾てい骨に続く三角形の骨のあたりをドライヤーや少し熱めのシャワーで温めます。棒灸も効果的です。陽気を補います。

​●ワンポイントアドバイス

内と外から身体を温めてあげましょう

寒くなってくると腰や膝などの関節が痛くなる、夏でもクーラーに当たると調子が悪いという方が多いのではないでしょうか。

身体を温める力が足りないので、寒さから身体を守ることができないのです。

首まわりや足首、女性はとくに骨盤まわりを冷やさないように、ストールや腹巻き、レッグウォーマーなどを活用して身体を温めましょう。

寒すぎて眠れないときは、湯たんぽがおすすめです。

夏でも冷たいものはなるべく避け、しょうがやシナモンなどの身体を温める食材を積極的に取り入れて熱エネルギーを補充しましょう。

日光を浴びながらお散歩するのもいいでしょう。身体がぽかぽかして清々しい気が身体の中まで届きます。