老眼

40代に入ると、老眼を意識する人も多くなるのではないでしょうか。以前より近くを見るのがつらくなってきた、近くから遠く、遠くから近くへピントを合わせるまでに時間がかかる。目がかすむ、などの症状があれば老眼と考えていいでしょう。

加齢によりピント調節機能を担う毛様体筋の柔軟性が失われることが老眼のおもな原因です。目から30cm以上でピントが合う人は老眼が始まっていると考えられるので、まずは自分が老眼かどうかチェックしてみましょう。

最近は、スマホ老眼という言葉もあるくらい、若い人の間でも老眼が進行しているようです。近くのものにピントを合わせ続けることで、毛様体筋に負荷がかかりすぎて老眼と同じような症状が出てしまっているのです。

必然的に目のまわりのツボが多くなりますが、目のまわりは皮膚が非常に薄いため、ツボ押しは軽くやさしくが鉄則。爪が伸びている場合は、指の腹ではなく、人差し指の第二関節などを利用して傷がつかないように注意しましょう。

また、スマホやパソコンなどを使うときは、30分おきに休憩して、5分ほど遠くの景色を見て目を休ませてあげましょう。その際、目の前に指を立て、その指と遠くの景色を交互に見る遠近トレーニングで毛様体筋を鍛えてあげるのもおすすめです。

①合谷(ごうこく)

手の甲。親指と人差し指の間のみずかきの後方にある三角形の部分を押してみて一番響くところ。親指と人差し指でツボを挟むようにして、円を描くようにマッサージします。

②風池(ふうち)

後頭部の真ん中にある大きな凹みを確認し、その横にある太い筋肉を隔てた外側の凹み。10~15本程度の爪楊枝を輪ゴムでまとめ、ツンツン刺激します。下の写真のように四指で頭を支え親指で5秒かけてゆっくり押し、気持ちいいところで5秒とめて、またゆっくり戻します。円を描くようにマッサージしてもいいです。目のまわりの血流を改善します。

③太衝(たいしょう)

足の親指と人差し指のみずかきから足関節に向けてなぞって指が止まるところ。溝の間に親指を入れ上下に動かしてマッサージします。お灸をするのも効果的です。

目のまわりのマッサージ

目頭と鼻骨の間、下まぶたの真ん中(正面を向いたときの眼球の真下)、目尻のわきにある凹んだところ、眉毛の外端、眉毛の真ん中、眉頭を順に人差し指または中指でそれぞれ5秒ずつやさしく押して気持ちいいところで止め、ゆっくり戻します。マッサージのあとに蒸しタオルで温めるとより効果的です。

耳のマッサージ

①耳の上、真ん中、下を順に強めに引っ張ります。これを3回繰り返します。

②耳の上、真ん中、下を順に内側に折り曲げます。これを3回繰り返します。

③人差し指を耳の上の根本に引っかけ、耳を引き剥がすように3回まわします。

④親指の腹を耳の下の根本にあて、上に押し上げるように3回まわします。

⑤耳の真ん中からぺたんと耳を折り曲げます。今度は縦方向につぶすよう耳を折り曲げます。

⑥耳の外側を親指と人差し指ではさんで、耳たぶのほうまで強めにもみます。

⑦耳たぶの真ん中を親指と人差し指ではさんで、強くもみ、最後に下へ引っ張って指を離します。