顎関節症

口が開きにくい、口を開けたり閉じたりするときに痛みがある、あるいは音が出るなどの症状をまとめて顎関節症と呼びます。ストレスの多い現代人は、どうしても交感神経が優位になりがちで、無意識下の歯の食いしばりや、就寝時の歯ぎしりにより知らず知らずのうちにあごに負担をかけています。さらに、スマホによる姿勢の悪化も原因のひとつになっています。

ものを噛むとき以外は上の歯と下の歯がくっつかないように口腔内を保つようにしましょう。また、片側だけで噛むのをやめる、ショルダーバッグをやめてリュックにするなど、ふだんの生活の中でも体の左右バランスをとることを常に意識しましょう。何も持たずに手ぶらでウォーキングをする習慣をつけると体の左右バランスが整い、自然とあごの状態も良くなります。

顎関節症はあごだけの問題ではありません。顔の歪み、ひいてはからだ全体の歪みのもとになりますので、放っておかずにふだんから気をつけることが大切です。

以下に、顎関節症になりやすい生活習慣を挙げました。こうした何気ない癖を直すだけでもかなり効果がありますので、普段からあごや体の左右バランスに意識を向けるようにしましょう。

 

顎関節症<生活習慣チェックリスト>

◻よく足を組む

◻頬杖をつく

◻ショルダーバッグを持っている

◻左右のどちらかで噛むことが多い

◻寝るときに歯ぎしりしていると言われたことがある

◻気がつくと歯を食いしばっていることがある

翳風(えいふう)

耳たぶの後ろにある出っ張った骨と下あごのエラの間にあるくぼみ。親指の腹を当て、骨のきわをやさしく押し上げるようにして5秒とめ、ゆっくり戻す。下の写真のように親指以外の四指で頭部を固定しながら行ないましょう。