風邪/熱が高い
熱が上がり喉の痛みが出てきたら、ツボ押しとあわせて、こわばっている肩甲間部をカッサでほぐすと症状がやわらぎます。不快な症状は身体が風邪と戦っている証拠。がんばっている身体のためにきちんと水分補給をして消化によいものを食べ、ゆっくり休むことが何より大切です。
東洋医学では、肩甲間部のあたりから風邪の邪気(じゃき)が入ってくると考えます。風邪予防として、寒いときはカイロを貼っておく、それ以外のときは、10~15本程度の爪楊枝を輪ゴムでまとめ、ツンツン刺激するのもいいでしょう。
①合谷(ごうこく)
手の甲。親指と人差し指の間のみずかきの後方にある三角形の部分の中央より人差し指より。親指を人差し指から続く骨の下に入れ込むようにしてツボを刺激します。親指で小さく円を描きながらマッサージしましょう。風邪の症状を緩和します。
②曲池(きょくち)
肘を曲げたときにできるシワの端と肘の外側にある骨の中点。ちょっと凹んでいるところ。親指で円を描くようにマッサージします。体内の熱を冷まします。


③肩と肩甲間部のマッサージ
肩と肩甲骨間をカッサ(凸部)でほぐすようにマッサージします。風邪の症状を緩和します。