秋のかゆみに効くツボ3選


つい最近まであんなにムシムシしていたはずなのに、ふと部屋の湿度計を見ると、しずくマーク(表情で湿度を表す)がムンクの叫びのようにげっそりしていてびっくり。近ごろは湿度が40度を切る日も増え、急激に乾燥してきました。

ここ数年は、気温より乾燥で秋の気配を感じるようになりました。それほど乾燥に敏感なお年頃なんですよね。実際、加齢により保湿機能は衰え肌が乾燥しやすくなってきます。そして乾燥とともに気になるのが、かゆみ。



秋になるとかゆみを感じやすくなるのはなぜ? 夏の紫外線により肌はすでにダメージを受けています。その状態で気温が低下することにより血管が収縮し、肌のすみずみまで栄養が行き渡りにくくなります。また、乾燥によって保湿力が弱まり、皮脂の分泌量も減ります。つまり秋はどうしても肌のバリア機能が低下してしまう季節なのです。

今年はコロナで思うように外出できなかったので、紫外線によるダメージは例年より軽いかもしれませんが、一方でマスクにより余計なストレスを肌に与えていますから、肌のコンディションを整えるのは例年以上に難しいかもしれません。

正常な肌はおよそ28日周期で生まれ変わります。肌の一番上の角質層はいわば死んだ細胞。表皮の奥では常に新しい細胞が生まれています。その新しい細胞がどんどん表面へ移動し、垢となって自然と剥がれ落ちていくその繰り返しがいわゆるターンオーバーです。このターンオーバーが正しく機能するために一番大切なのが睡眠です。

良質な睡眠によってたっぷりと成長ホルモンを分泌させてあげることで、肌のターンオーバーが整い、肌細胞の分裂と再生が促進されます。

ですから秋は意識的に睡眠に気を配ってみてください。

・39~40度のお湯に15~20分程度つかる

・寝る1時間前にはスマホもPCもテレビもやめて部屋を暗くする

・就寝前にふくらはぎのマッサージをする

・リラックスできるアロマをたく

など、睡眠導入のための習慣をつくるのもいいでしょう。


もっと手っ取り早く良質な睡眠を得るには、じつは夜より朝がポイント。

早起きをして朝日を浴びることで体内リズムが整い、自然と22時頃には眠くなります。


早起きして朝日を浴びたら、朝食にはタンパク質とくにトリプトファンがたっぷり含まれたお魚をいただきましょう。トリプトファンは睡眠へと導くメラトニンの材料になります。朝からお魚を食べている時間なんてないという方はバナナでもツナ缶でもOKです。


食欲の秋、旬の食材には乾燥肌によいものがたくさんあります。ただし、肌のターンオーバーを整えるのに食べすぎは禁物。腹八分目を意識しましょう。睡眠不足は食欲を乱すため、やはり良質な睡眠が基本になります。

秋の養生法については以前まとめましたので、こちらもご参照ください。



かゆみに効くツボ3選


それでは、かゆみに効くツボをご紹介していきたいと思います。

東洋医学では、かゆみの原因を血の不足と捉えます。

肌に必要な栄養が届いていないために、肌のバリア機能が低下していると考えているのです。

というわけでさっそく、肌のすみずみまで血、つまり栄養を行き渡らせ、肌のコンディションを整えるツボをご紹介しましょう。

血海(けっかい)

膝のお皿から指3本分(親指と小指をのぞく)の幅上にあがった高さで内側に指をすべらせるとわかる筋肉の境目の凹んだところ。このあたりを親指で円を描くようにマッサージします。

三陰交(さんいんこう)

内くるぶしから指4本分(親指をのぞく)上がった高さで骨の際の凹んだところ。親指で円を描くようにマッサージします。お灸も効果的です。


労宮(ろうきゅう)

手のひら、人差し指と中指の根本にある関節の下の凹み。親指で円を描くようにマッサージします。


いかがでしたか?

どれも押しやすいツボですから、気分転換に一日数回マッサージしてみてください。


とくに労宮はリラックス効果もあり、いつでも手軽に押せるのでおすすめのツボです。

目を閉じて行なうとさらにリラックス効果が高まります。ぜひお試しください。