ステイホームが長く続いたせいで、スマホの時間がいつも以上に長くなっている人も多いのではないでしょうか。テレワークで終日パソコンの画面とにらめっこという方も少なくないでしょう。目を酷使すると、目のまわりの血流が滞り、目の疲れや乾きといったさまざまな症状が現われます。さらにクマなどもできやすくなり美容面にも悪影響があります。目のまわりのツボを押すマッサージで血行を良くして、いつもがんばっている目をいたわってあげましょう。

人間の五感のうちなんと8割以上が視覚つまり目によるものだそうです。
目を閉じると、音がよく聞こえるようになったり、匂いに敏感になる経験は誰しもあるでしょう。目を開けていると、人間はどうしても視覚に頼ってしまうのですね。
そしてスマホの登場により、現代人の目の酷使はさらにハイペースで進んでいます。
コロナによる外出自粛でいつも以上にSNSをチェックし、その傾向がますます強まっている人も多いはず。そんな疲れている目もほんの少し時間をかけてマッサージしてあげるだけでだいぶラクになります。 目がしょぼしょぼする、目が乾く、目の奥が痛む、目が疲れる、ものが見えづらくなったなどでお困りの方はぜひ一度お試しください。
目のまわりにはツボがたくさん!
目のまわりにはたくさんのツボがあります。その中でも代表的なものが以下の8つです。ツボの名前とそれぞれの場所をご紹介しますね。

①睛明(せいめい)
目頭と鼻の骨の間の凹んだところ
②攅竹(さんちく)
眉頭の少し凹んだところ
③魚腰(ぎょよう)
眉毛の中央部、瞳の真上
④絲竹空(しちくくう)
眉尻の少し凹んだところ
⑤太陽(たいよう)
こめかみの凹んだところ
⑥瞳子髎(どうしりょう)
目尻の少し外側の凹んだところ
⑦球後(きゅうご)
目頭から目尻までを4等分した際の目尻側から4分の1のところ。下まぶたの硬い骨の上
⑧承泣(しょうきゅう)
下まぶた、瞳の真下
それぞれのツボの位置がわかったら、①~⑧まで順に中指または薬指の腹でやさしく押していきます。ゆっくり押していき気持ちのいいところで5秒間止め、ゆっくり指を戻します。これを繰り返しましょう。爪が伸びている人は、親指の第2関節、または人差し指の第2関節を使って目のまわりの皮膚を傷つけないように注意しましょう。
マッサージ後にホットタオルで目のまわりを温めるとさらに効果的です。ホットタオルは水で濡らしたタオルを600wの電子レンジで30秒ほど温めれば完成します。不精なわたしはより手軽なあずきのチカラを愛用中です。
目のまわりは非常にデリケートなので、くれぐれもやさしくマッサージすることを忘れずに。目が疲れてきたなと思ったら、このマッサージを1周だけでもやってみてください! かなり目がスッキリしますよ。