春に出やすい症状④  不眠の特効ツボ

前回は、肩こりの特効ツボをご紹介しました。

今回は、不眠に効くツボをご紹介したいと思います。




春といえば、「春眠暁を覚えず」~孟浩然『春暁』~


眠り心地がよく朝が来たことも気づかずについ寝過ごしてしまう・・・


ほど眠れたら最高なんですが、実際は不眠でお困りの方が多くいらっしゃいます。


どうして、春は不眠になりやすいのでしょうか。


前回の肩こりでもご説明しましたが、春に限らず季節の変わり目は寒暖差の影響で自律神経が乱れやすくなります。それに加えて春は、4月を節目に環境が大きく変化することが多く、そのせいで精神的なストレスが過度になりやすいことが影響しています。


また、花粉症による鼻づまりや咳で熟睡できないという方も多いでしょう。


春に暁を覚えないほど眠るのは実はなかなかに難しいことなのです。


というわけで今回は、不眠を解消する特効ツボをご紹介します。

その名も「失眠(しつみん)


失眠(しつみん)

かかとの真ん中。不眠の特効穴です。





星印の箇所に熱さを感じるまでお灸を据えます。

あえて「熱さを感じるまで」と書いたのは、かかとは皮膚が厚いので弱いお灸だとまったく熱さを感じないこともあるからです。


台座灸は使い方も簡単。せんねん灸なら薬局でも入手できます。

(お灸の使い方やせんねん灸に関してはこちらの記事を参考にしてください)


商品によって熱感が異なるので、初めての方は熱感の弱いものから試してみましょう。


不眠の方の多くは後頚部(首の後ろ側)がガチガチにこっています。

失眠にお灸をするとこの後頚部のこりがほぐれる方が多いのです。


頭や首の血流をよくするという意味では、寝具の見直しや寝室の環境チェックも大切。

自分に合ったを使っているか、部屋の中の湿度は50~60%に保たれているか? お布団やシーツは清潔か、などいま一度しっかりチェックしてみましょう。


寝る前に首のストレッチをしたり、腹式呼吸をしてリラックスすることもスムースな入眠につながります。


そして、ぐっすり眠るためには生活習慣を整えることが大切です。

以下のうち、普段どれくらいできているでしょうか。


・寝る3時間前までに夕食をすませる(胃腸を休ませるために夜の食事は軽めに)

・深酒は睡眠を浅くするのでNG

・白熱灯の明かり、間接照明などを利用して薄暗い環境で寝るまでの数時間を過ごす

・スマホ、PCは寝る1時間以上前にシャットアウト

・39~40度くらいのぬるめのお湯で10~20分程度でじんわりカラダを温めその後1時間以内に就寝

・たとえ睡眠不足だったとしても、朝は毎日同じ時刻に起きてしっかり朝日を浴びる


一気に全部変えるのは無理でも少しずつ取り入れてみて、睡眠との関係をご自身で体感してみるといいかと思います。


産後の女性疲労感が強いのに眠れないという方の中には、体内の栄養バランスが崩れて熟睡できない人もいます。わたしがまさにそれでした。


その場合は、胃腸をいたわり、甘いもの脂っこいものは避け、糖質を抑えてお魚やお野菜などを積極的に摂るように食生活を改善するとよい睡眠につながります。


不眠は本当につらいですよね。

放置しておくと、疲労感だけでなくさまざまな症状を引き起こします。

頑張りすぎず、一日でも早く心地よい睡眠が取り戻せるよう対策をとりましょう。



次回は、春に気になる肌あれについて解説します。