花粉症に本当に効いた2つのこと

最終更新: 2019年4月29日

今回は、花粉症歴10年のわたしが、自分のカラダで実感した本当に効く花粉症対策についてまとめました。個人差もあるでしょうが、ご参考になれば幸いです。


すぎ・ひのき花粉のピークは過ぎましたね。

花粉症を発症してから10年以上たちますが、今シーズンは本当にらくでした。

というか、ほとんど無症状といってもいいほどでした。


もちろん今年の花粉が例年に比べて少なかったわけではありません。

変わったのはカラダのほうです。


わたしのカラダに変化を起こした、本当に効く花粉症対策は2つ。

ひとつずつご紹介していきますね。




①グルテンフリー・カゼインフリー


グルテンとはパンやパスタ、うどんなど小麦製品に含まれるたんぱく質、カゼインとは牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品に含まれるたんぱく質で、この2つはどちらも小腸の粘膜を傷つけ炎症を起こします


わたしは花粉の飛散が本格化する約半年前から小麦製品と乳製品の摂取をやめました。

花粉症をはじめ自己免疫不全によるさまざまな不調を改善するために、カラダの免疫細胞の6~7割を占める腸を整えようと体質改善の意味で始めました。


小麦・乳製品を断食してから少しずつでも明らかに慢性湿疹などの症状が改善していきました。しかし、どうしても完治とまではいかない。


じつはその後、遅延型(IgG)食物アレルギー検査を受けて判明するのですが、わたしはグルテンとカゼインだけでなく、米や大豆など普段よく食べている食品にも強いアレルギー反応を示すリーキーガット症候群だったのです。


通常、小腸の粘膜は細胞同士が適度につながっているのですが、グルテンを摂るとその細胞間の結合がゆるみ、腸壁に穴が開いた状態になります


カラダのバリア機能を持つ小腸に穴が開いているため、そこからウイルスや細菌、未分解のたんぱく質などの異物がどんどん血中に取り込まれ、これらを抗原として抗体が作られ、さまざまなアレルギー症状を発生してしまうのです。


遅延型(IgG)食物フードアレルギー検査の結果を踏まえてアレルギー反応を示す食品をすべて控えることで、皮膚症状や慢性疲労などその他の症状も激減しました(検査結果は別途ブログにアップします!)。


花粉症対策として腸を整えるというのは企業の広告効果もあり世間にも浸透しています。

でも、腸を整えるというと「ヨーグルトを食べる」「プロバイオティクスを摂る」といったいまの食生活にプラスする方向。もちろん、それで効く人はいいのです。


わたしもブームに乗って一昨年は一年間に渡り乳酸菌サプリを飲みましたが、花粉症に効いた、その他のアレルギー症状が改善した、といった実感は残念ながらまったくありませんでした。


まあその頃からリーキーガット症候群であったことは間違いないので、そんな状態ではいくらよい菌を取り入れたところで、良くなるはずがないのです。

それよりまずは小腸の炎症を鎮めることが大切。

腸を整える順番としては炎症をなくすのが先決です。


食生活にサプリなどをプラスする前にカラダに炎症を起こす食品をマイナスすることから始めるのが基本


わたしのように慢性的な不調が長期に続いている方は、遅延型(IgG)食物アレルギー検査をするのもいいでしょう。そこまでではないという方は、まずグルテンをやめ、それで効果がいまひとつならカゼインもやめてみて、2~4週間ほど様子を見ていただくと、体調の変化があらわれてくるはずです。


パン、ピザ、サンドイッチ・・・大好物でよく食べていました。

好きなものをやめるってなかなかできませんよね。

わたしも小麦をやめる決断をするのには本当に時間がかかりました。


以前からパンやケーキなどの甘い物を食べたあとに調子が悪くなるというのはなんとなくわかっていたので、症状が悪化すると、小麦・乳製品をやめるようにしていました。

やめているとやはり調子がよくなってきて、よくなると、ご褒美的にパンやピザの食べ放題に行くということの繰り返し・・・


でも、たとえアレルギー反応が出ていたとしても、ずっと食べられなくなるわけではありません。小腸の炎症が鎮まり、広がった腸壁の隙間がしっかり閉じればまた食べられれるようになります。


ただ、食生活を完全に見直してからは、正直もう以前ほど欲しくなくなりました。

グルテンには依存性があるため、小麦中毒になっているとパン屋さんの前を素通りできないほどの強い欲求を感じますが、いったんやめられれば以前ほど欲しくなくなります。


ここまでくるのにはつらい時期もありました。

でも、確実に症状がよくなっているという確信があったので続けられました。


アレルギー症状で本当にお困りなら、サプリやお薬などにお金をかける前に、グルテンフリー・カゼインフリーを試してみていただきたいです。


いずれにせよ腸に炎症があっては、どんなにいいサプリメントも効果は見込めません。


わたしの場合、いまは魚と野菜中心の食生活を続けています。たんにグルテンやカゼインを摂っていないというだけではなく、なるべくカラダによいもの、炎症を抑える食品を選ぶようにしているので相乗効果を発揮しているのではないかと思います。


ツイッターで朝ごはんを毎日アップしていますので、よかったらチェックしてみてください。

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②ビタミンD


ビタミンには脂溶性水溶性の2種類があります。


A・E・D・Kは脂溶性、ビタミンB郡とCは水溶性です。


細胞膜はおもにリン脂質でできていて、疎水性、親水性の2種類で2重の層をつくっています。このため脂溶性ビタミンは細胞膜を通過しやすく、ビタミンDは細胞膜を通過すると核内受容体を介してホルモンのような働きをします。


水溶性のビタミンは余分な分は排泄されますが、脂溶性のビタミンは肝臓や脂肪組織に蓄積されるため過剰症も考えられます


それもあり脂溶性ビタミンをサプリメントで摂取することにためらいがあったのですが、もっと早く摂るべきでした!


ビタミンDといえば、骨粗鬆症のお薬として出されることが多いので、カルシウムの吸収促進作用があることを知っている方は多いと思いますが、それに加え、細胞の分化や成長、免疫を正常化する働きがあることがわかっています。


ビタミンDは日光(紫外線)を浴びることで皮膚でも合成されますが、デスクワークが多く、日焼け対策として日差しを避ける習慣が一般化している現代人には不足している人が多いようです。


とくに自己免疫疾患の患者の場合、ほぼ100%ビタミンDが足りていないという研究結果もあるそう。まさにわたしのことではないか! これは飲まなくてはなるまい! ということで、活性型ビタミンD(D3)のサプリメントを摂取することにしました。


前述のとおり、脂溶性ビタミンは細胞内を軽々と通過できますから効き目も早い。

翌日からカラダが軽く、疲労感が減りました。

くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどIgEアレルギー反応も確実に軽減したのです。


最初は1000IUを1日3回摂取。体調がいいのと、日量10000~15000IUを推奨しているサイトもあったのでもっと増やしてみたくなり、1カプセル5000IUのものに変え、同じように日に3回摂取すると、ちょうどそれを境に痰がからむなぞの咳が出現するようになりました。


過ぎたるは及ばざるが如し・・・


あわてて、ビタミンDの摂取量を減らすと咳はしばらくして落ち着きました。

関係性ははっきりしませんが、いまは5000IUのカプセルを一日1回摂るようにしています。


サプリメントの必要量は人それぞれ

どれくらいが自分にとって適切なのかは試してみないとわからないので、いきなり大量に摂取するのはやめ少なめから始めるのがいいと思います。


心配な方は栄養療法を行なっているクリニックで血中のビタミンD濃度をモニターしながら様子を見てもいいでしょう。


夏場はとくにサプリメントに頼らず、日差しを浴びてウォーキングやスポーツなどを楽しみながら皮膚でビタミンDを産生させるのもいいですね! 


以上花粉症対策として2つご紹介しましたが、アレルギー疾患の場合はとにかく腸を整えることが何より大切です。


炎症を抑える食生活ができたら、今度は弱った胃腸の機能回復


胃腸の機能をコントロールしているのは自律神経です。

そして、自律神経を整えるのは鍼灸が得意とするところ


次回は、ツボを使ったセルフケアで胃腸の働きをスムーズにし、花粉症などのアレルギー対策をする方法についてお伝えしたいと思いますのでお楽しみに!