季節性うつで、甘いものがやめられないのはなぜ?

秋から冬にかけて、気分が落ち込む、日中も眠い、炭水化物や甘いものを食べすぎてしまうといった症状が顕著になるなら、季節性うつかも! でも、どうして甘いものが欲しくなるのでしょう? 



冬の憂鬱、もしや光不足? 朝に太陽光浴び予防を(NIKKEIプラス1)


日照時間の少なくなる冬こそ、夜は室内を暗くして静かに過ごし、起きてすぐ朝日を浴びる

そんな規則正しい生活が重要なのはわかりました。


それにしても、どうして甘いものが欲しくなるのか?


それは、日照不足などによって起こるセロトニンの不足を補おうとしているから

甘いものを食べると、てっとり早く脳内にセロトニンが供給される仕組みになっているのです。


セロトニンは、必須アミノ酸のトリプトファンが脳内に取り込まれることによってつくられます。


血中に含まれるトリプトファンがどれだけ脳内にたどり着けるかを左右するのが、血糖値の上昇を抑えるホルモンインスリンなのです。


炭水化物などの糖質は血糖値を上げ、インスリンの放出を促すことで、一時的に脳内のセロトニン産生を高めているというわけ。


ただし、これはあくまでも一時的な作用。


インスリンの分泌が減ると、ふたたびセロトニンの快感を脳が要求して、甘いものが欲しくなるという連鎖が続くのです。


季節性うつで甘いものや炭水化物を摂りすぎてしまう理由が、だいたいおわかりいただけたかと思います。


自分の嗜好や欲求がどこから生まれてくるのか、その生理的な仕組みを知ることは食生活を変えていく力になります。意志が弱いとか、そういうことじゃないんです!


セロトニンを増やすには本来、原料であるトリプトファンを含む食材を摂ることが大切。


中でもセロトニンの合成に不可欠なビタミンB6も多く含む青魚大豆製品がおすすめです。


目覚めたら朝日を浴び、きなこ入りのドリンクを飲んで青魚を食べ、太陽光を浴びながらウォーキングでカラダを動かし、夜は暗めの間接照明でゆったり過ごす。


そんな生活をほんの少し意識してみるだけで、冬の元気に差がつくかも!